会長挨拶(井上直也, 2024年-現在)

 埼玉大学同窓会会員の皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申しあげます。また、皆さまからは日頃より埼玉大学同窓会・各学部同窓会の運営と母校発展のため、ご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。

 さて、2024年7月の埼玉大学同窓会代議員総会にて、私、井上(理学部同窓会会長 1974年=昭和49年理工学部物理学科入学)が前任の舘会長(経済学部同窓会・経和会)の後を引き継ぎ、同窓会会長に就任いたしました。現在に至るまでの同窓会運営を基盤として、同窓会会員の皆さまにとっても、また母校にとっても本同窓会が一層必要不可欠な存在となるよう、各学部同窓会関係者のご協力を仰ぎつつ、さらに同窓会を発展させて参る所存です。今後ともよろしくお願いします。

 埼玉大学での同窓会活動におきましては、「同窓会会員相互、また在学生との親睦・交流を図る」「母校の事業や行事の支援を通して埼玉大学の発展に寄与する」を目的に定め、埼玉大学75年の足跡の中で、卒業生の皆さんとの直接的な繋がりを「学部」単位で保つことで、「より身近に、機動的に」その運営を継続し、発展させるべく、各学部同窓会が組織され、活動を続けてきています。その中で2018年には埼玉大学同窓会を新たに組織し、各学部同窓会との繋がりをより密にすることで、それらの合力を生かして、埼玉大学同窓会としての独自の新企画の構築、大学との連携強化を生かした貢献活動の充実・発展を果たしてきているところです。

 埼玉大学を卒業・修了された皆さまには、ふと在学当時の勉学・部活や友人との思い出もよみがえることもあるかと思います。現在の皆さんを造りあげた重要な一時期をこのキャンパスで、楽・辛苦様々な場面の中で過ごされたこととおもいます。社会に出て間もない皆さんにはそのような「場面の振り返り」の余裕もないところかも知れませんが、ひとときを回想するために、また現在の母校の姿を再見することで思わぬ「気づき」をもたらす、意義深い時間ともなるかもしれません。ホームカミングデーや公開セミナー、キャンパス見学など、諸機会に来学いただければ、と思います。埼玉大学では今までも・これからも、各学部に毎年新たな学生を迎え、未来を担う人材を育成し、社会に送り出す、基本的ですが重要な繰り返しが続いていきます。そのような中で、社会に出て行った皆さんが埼玉大学同窓会会員として、大学との繋がりを持ち続けていただければと願う次第です。

  最後になりますが、同窓会といたしましても、今後とも同窓会会員や大学との繋がりを元にして、同窓生相互の親睦や母校発展のための一躍を担いたいと考えています。同窓会会員の皆さまにおかれましても、今後とも埼玉大学における同窓会活動に関心をお持ちいただき、その活動にも是非参加いただけますよう心からお願い申し上げます

 

(令和6年10月15日記)